ネットラジオに出演してきました。

こんばんは、白井です。
facebookでは事前にリンクを貼り付けた
のですが、先月に
ゆめのたね放送局というネットラジオの、
「夢応援カフェへようこそ」という番組を
収録してきました。
という事で12月4日が放送でした。

何を話してきたのか?と気になる方も
おられるでしょうが残念ながら放送が
終わってしまっており再放送がない限り
聞けませんので、
とりあえずうろ覚えながら文字に
起こしてみたいと思います。
(確実に全てニュアンスが違いますが、
言いたかった事は同じです)

1 そもそものきっかけ
もともと僕は広島市内の地場ゼネコンにて現場監督をしていましたが、父の交通事故をきっかけにサクっと華麗にUターン。仕事内容に不満はないものの、当時抱えていた家族の問題(子育てが主)であったり、家族と過ごす時間そのものをどうにかしたいという思いを抱えていたのと、自由な気持ちで牛乳屋という職業に向き合う事ができる(自身の仕事を作っていくのは自分)と考えた末の決断でした。
2 父の背中
そもそも僕は牛乳屋という職業を毎日が同じ事の繰り返しのつまらない仕事だと昔は考えていました。その反動での「ものづくり」への憧れが建築という進路だったと思います。しかし、高校や大学を終えた僕には将来を見通す力や未来を自身で作り出す意識が全く無く、ただ考えているフリだけでした。それが年を重ね、仕事を重ねていく事で、自分そのものを自由に描く力が芽生え、戻ってくる頃には牛乳屋という職業が、”牛乳”だけにとらわれる必要がない(自営業=自由業)とすんなり思えていました。あとは単純に牛乳が好きなんです。こんなに大きく育ててもらったしね。
3 どういう牛乳屋に
ずっと変わらず掲げるスローガンは、
「脱牛乳屋と生涯牛乳屋であること」
牛乳屋をいつまでもやっていたいから、牛乳屋じゃない事もしようって考えです。もちろん、牛乳屋だけじゃダメだって思いがあるのも事実ですが。
4 自身の成長
牛乳屋を通してというわけではないですが、曲がりなりにも経営者として(周りがそう接してくださるのも多分にありますが)、多くの人と接する事で、昔は持っていなかった面も少しずつ現れてきています。人を変えるのではなく自身を変えていく。人は簡単には変わりません、変えられません。もちろん芯を曲げたりするわけではないですが、自分の意見に従わせようという考えは段々薄れてきたように思います。
5 牛乳屋とお客様の未来
東部飲料を通じてお客様にどうなって欲しいのか?これも色々な所で聞かれる事ですが、まず前提として、僕は牛乳やその他商品を、健康に良いものとして考えて売っていないという事です。その上で、僕は商品を嗜好品として捉えています。それは、「美味しさ」だとか「サービス」という確実な価値です。そこに加えて、色々なイベントも同様で、お客様に「楽しく」なってもらえればいいなくらいの軽い気持ちでやってます。「これならお客様が絶対楽しいに違いない!=楽しくないはずがない!」と一人よがりにならないよう意識している部分でもあります。
6 色々なイベント
落語会などイベントをやるのは、自分が好きだから。
見にいくのもいいけど、色々と(距離的な問題や金額的な問題まで)問題があるので、ならば自分のしたい事にお客様も巻き込んじゃえばいいじゃん。と思っているからです。そもそも町の規模からしてそうしたイベントがやってくる事など期待できないのもあります。他にも色々あるか?と聞かれましたが、それは僕の興味とお客様それぞれの興味の数だけあると考えています。同じように、何々がやりたいけど人がいない。なら東部飲料でやろう!というお客様が出てきたら、最高ですね。将棋会とボードゲームは実現させたいです。
7 これからのこと
ここが一番盛り上がりましたが、簡単に言って、
「白井、チーズ製造するってよ」という事です。番組内では呉モッツァがどうとか言ってましたが、とある偉い方の助言で「せとうちモッツァ」に正式決定しました笑。呉でチーズが簡単に手に入らない、牛乳屋だから乳製品から離れられない、そもそも自分が食べたいといういかにも白井的な考えでプロジェクトは絶賛稼働中です!ゆくゆくは、呉の食のセレクトショップとまでは言わないまでも、よき紹介者になりたいとは考えています。僕が戻ってきて「小さなまちの牛乳屋さん」と掲げてきましたが、これからはmilk & food select」と掲げていけるような来てもらえる牛乳屋になります。
8 最後に家族とのこと
おかげさまで、家族との時間は量的にはとても充実しています。もちろんこうして仕事のこと以外で色々な方とお会いすることで僕自身の考えもかなり変化しているので、そうした部分での衝突はないわけではないですが、それでも幸せには間違いありません。子供達が自身の将来を決めるのは当然ですが、僕としては、子供達がやりたいと思えるような牛乳屋でありたいと思っています。
妻は現在は仕事に関わっていませんが、もし望むのであれば一緒にやれればとも思っています。しかし個人の向き不向きという事もありますし、そもそも自営業を始めて気づくお金を生むことの大変さを思えば、外で働いていてくれる事に何一つ不満もないですし、ただ感謝と尊敬なのです

という感じのことを喋ったような
そうじゃないような気もしますが、
こうして人前で自分の考えを話すのは
ありそうでなかなかありません。
が、不思議とこうした場は連続して訪れるんです。
この収録の後にも、2つの場で同じように
今までのことや今後への思いを話す場を頂いて、
素直に宣言して来ました。
あまり自分を主張する事はないように
していたのですが、語る事で
みんなが、自分の背中へ回って
しっかりと後押ししてくれているように
感じるようになりました。

以前、とある女性が、夢は宣言したもん勝ちだ!
と胸を張っておっしゃられていましたが
全くその通りです。
まずは語ることに意味があるんだと思います。

長々と。
白井でした。

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